浦和レッズがジョホール・ダルル・タクジム戦で決めた5得点目が話題になっている。
■西川のパントキックからユンカーのフィニッシュまで完璧
浦和のスーパーゴールは8月19日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16、ジョホール・ダルル・タクジム戦にて生まれた。
試合は浦和ペースで進んでいく。8分にアレクサンダー・ショルツのPK弾で先制すると、19分と39分にダヴィド・モーベルグが得点を奪い、3-0で後半へ。
その後76分にキャスパー・ユンカーがピッチへ送り出されると、背番号7がダメ押し弾を奪う。84分に江坂任のパスをワントラップしてゴールに流し込んだのだ。
すると、91分に話題のゴールが生まれた。まずはボールをキャッチした西川周作がパントキック。矢の如く放たれたボールは江坂の胸元に一直線で向かった。
この鋭いパスを江坂は正確に胸トラップ。外に向いて関根貴大へと預け、裏に抜ける。そして関根からリターンパスをもらい、フリーでアタッキングサードに侵入する。直後、並走していたユンカーへとラストパスを送った。
これに対してユンカーはワンタッチでシュートを選択。落ち着いてゴール左下へと流し込み、5得点目を奪っている。
この最初から最後まで完璧なゴールを見たファンからは、「えっぐ。えっぐ。何度見てもえっぐ」や「教科書に載せるべき」、「最高にシンプルな攻撃」など称賛のコメントが相次いだ。