プレミアリーグ第2節、リバプール対クリスタル・パレスが現地時間8月15日に行われた。1−1のドローに終わったこの試合でスタメン出場を果たした新加入のウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが退場処分となってしまった。
■ジダンばりの頭突きで退場
今夏の移籍市場でリバプールに新加入となったヌニェスがリーグ戦ではリバプール初スタメン。その他、モハメド・サラーやルイス・ディアス、ファビーニョやジェームズ・ミルナーなどがスタメンに名を連ねている。
先制したのはアウェイのC・パレス。前半32分、カウンターからウィルフリード・ザハがスルーパスに反応しDFラインの裏へと抜け出すと、そのままゴールまで運んでシュート。冷静なシュートはゴール右に吸い込まれた。
1点ビハインドとなってしまったリバプール。前半は同点ゴールを奪えないまま終了。1点が欲しい状況だったが、リバプールに痛恨の退場者が出てしまう。57分、ヌニェスとC・パレスDFヨアキム・アンデルセンがゴール前で小競り合い。右肩を押されたヌニェスは挑発に乗ってしまいアンデルセンへ頭突きを食らわせてしまう。
このプレーでヌニェスはもちろん一発レッドで退場処分となった。これにはツイッター上で「まるでジダンだ」と2006年のドイツワールドカップ決勝でフランス代表MFジネディーヌ・ジダンのイタリア代表DFマルコ・マテラッツィへの頭突きを引き合いに出すファンもいた。
また、退場処分となったヌニェスに対して「何してるんだ」、「これでカッとなっちゃダメだ」や「反省して力強く帰ってきてくれ」などのコメントがあがっている。1点ビハインドで大事な局面での1発退場に厳しい声も届いている。