■海外メディアの評価

 久保のデビュー戦でのゴールを海外メディアも絶賛だ。スペインメディア『マルカ』は「将来が見えたデビュー」と題し、「タケ・クボは決勝ゴールを決めてこれ以上ないデビュー戦となった」などと評価している。

 またスペインメディア『アス』も「アメイジングなゴール」と見出しをつけて久保のゴールを取り上げている。さらに現地記者による寸評では「このチームでこれ以上のプレミア感はない。もしこの日本人が復活を求めているのならば、これがベストな道だ。右サイドで神出鬼没となり、シルバへ素晴らしいパスを送った。サポートするためにボールのないところでも仕事をする」と絶賛している。

 サッカーのデータを取り扱う『WhoScored』はゴールを決めた久保に「7.25」をつけて、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)の「8.30」を付けられたメリーノに続いてチーム2位の評価となった。さらに久保のキーパス(チャンスにつながるパス)は2本、クロスは4本でともに最多タイの数字。攻撃面で久保がいかに貢献していたのかがわかる。

 開幕戦で鮮烈デビューを飾った久保。今年は久保のシーズンとなるのか。今後のゴール量産に期待したい。

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