■8月14日/スコティッシュ・プレミアシップ第3節 キルマーノック 0ー5 セルティック
スコットランド1部リーグの第3節が各地で行われ、サッカー日本代表FW古橋亨梧らが所属するセルティックが敵地で大勝。開幕3連勝を5得点で自ら飾った。
その口火を切ったのが、先発出場した古橋とFW前田大然だ。前半7分、センターサークル付近から、左サイド前線を縦に走っていた前田にスルーパスが入る。その快速を生かして裏に抜けると、前田自らがシュートを打ってもいい場面だったが、より確実性を求めて中央に丁寧なラストパスを送る。
そこに走り込んだのが、前田とともに縦に並走していた古橋だった。背番号8はただ右足で合わせるだけという決定機を確実に仕留め、スルーパスからあっという間に先制ゴールを奪ったのだ。スルーパスが出された瞬間から古橋のシュートがゴールラインを割るまでわずか4秒。スピードに優れた日本人コンビが電光石火の速さを見せつけた場面だった。
先制弾を決めると、アンジェ・ポステコグルー監督も力強くガッツポーズ。自身が極東から連れてきた日本人コンビの出来に満足そうな表情を浮かべた。