「通常運転」で“イングランド代表DFぶっち切り”のブライトンFW三笘薫、プレミアファンは“同時復帰”のアーセナルDF冨安健洋との「2023年元旦・サッカー日本代表マッチアップ」に早くも期待!三笘が語った“宣戦布告インタビュー”の「中身」とは?の画像
三笘薫(ブライトン)   写真:ロイター/アフロ

■8月13日/プレミアリーグ第2節  ブライトン 0ー0 ニューカッスル

 プレミアリーグ第2節、この日プレミアデビューとなったサッカー日本代表三笘薫が輝きを放った。

 ブライトンに所属する三笘は、ホームでの対ニューカッスル戦、後半30分から途中出場。得意のドリブルで左サイドを切り裂いてみせたのだ。スコアレスドロー、試合の残りは15分とアディショナルタイムいう状況で送り出された三笘。出場後まもなくの後半36分に魅せる。

 三笘は、ハーフウェーラインの左サイドのタッチライン沿いで浮き球のボールを胸トラップすると、背後から相手が寄せてくるのを察知し、前方にボールを浮かせて抜き去ると、別の相手選手が追ってくるところを、再びボールを浮かせ前進を見せる。プレミアリーグの超伝統チームの選手を手玉に取るプレーを見せたのだ。

 そして後半40分、三笘が自身の最強の武器を見せつけるシーンが訪れる。左ワイドにポジショニングしていた三笘にボールが渡る。対面する相手はイングランド代表のSBキーラン・トリッピアー

 三笘はジワジワと距離を縮め、ペナルティーエリアに入ると、右足のアウトサイドでボールタッチし中に入る動きを見せるや否や、次の瞬間には再び右足で縦に切り返す。一気にスピードアップし、ゴール方向へ突進。チャージにくるトリッピアーをガードして跳ね返しさらに直進。ゴールエリア直前で右足アウトサイドで中に鋭いパスを放つ。これに味方MFグロスが合わせるが、わずかに枠をとらえることができなかった。

 危険すぎるドリブルで決定機を作り出した三笘だったが、試合はスコアレスで終了。目に見える結果を出すことはできなかったが、大きなインパクトを見せてくれた。

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