■8月13日/ブンデスリーガ第2節 ブレーメン 2ー2 シュツットガルト
ブンデスリーガ第2節が各地で行われ、サッカー日本代表のMF遠藤航とDF伊藤洋輝が所属するシュツットガルトがブレーメンと対戦。サムライブルーの2人が先発出場し、遠藤が豪快なゴールを決めた。
見る人に衝撃を与えるゴールだった。その場面がやってくるのは、0-1で迎えた前半38分だ。シュツットガルトが相手陣内の左サイドでパスを回し、前に進もうとする。その間に、中央を駆け上がったのが遠藤だ。
すると、パス交換からの落としがバイタルエリアに転がる。走ってきた背番号3はそれを受けると、まずはワンタッチ。しかしその瞬間に、前方で相手DF2人がコースを切ろうと中央に絞ったため、シュートは無理かと思われる状況に。
しかし遠藤は右足を振りぬく。ボールは相手DF2人の間を射抜くと、豪速でゴールに向かう。その距離は推定23m。相手GKも構えていたが、守護神が思い切り飛んでも触ることすらできない豪快ミドルでゴールネットを揺らしたのだ。
得点後、キャプテンマークを巻いた遠藤はジャンプしてガッツポーズ。前半4分に先制点を許し追いかける状況にあったゲームを振り出しに戻した。ブンデスのデュエル王が、シュート力でも圧倒してみせたのだ。