プロレスラー大仁田厚が試合中止となった“無人の等々力競技場”で「男気の謝罪」! 雨に打たれながら「馬場さんの教え」を守って有言実行する姿が「好感度アップした」「最高」と賞賛される!の画像
川崎フロンターレの選手と等々力競技場 撮影:中地拓也

■8月13日/明治安田生命J1第25節  川崎フロンターレー京都サンガ(等々力)※中止

 8月13日に行われる予定だった川崎と京都の試合は中止が発表された。関東に接近する台風8号の影響によるもので、他の会場でも中止が相次いだ。

 川崎フロンターレにとっては痛い中止となった。というのも、この京都戦に際して、『26(フロ)周年記念特別企画「ボーイズビーアンビシャス」』も行われる予定だったのだ。試合中止に伴い、このイベントも中止が発表された。

 この企画の目玉が、プロレスラー大仁田厚の「電流爆破マッチ」だった。これは12日のうちに中止が決定していたが、それを受けて大仁田はツイッターで熱い思いを打ち明けていた。

「フロンターレさんよ フロンターレさんよ フロンターレさんよ!
俺は! 風が吹こうが雨が降ろうがリングが無くとも電流爆破バットを持って等々力へ行く!
決まったものはやる! 馬場さんの教えだ!俺たちレスラーを止められないぜ!ファイヤー」

 そして当日、大仁田は確かに等々力競技場にいた。川崎フロンターレが、大仁田の動画を公開したのだ。

 動画の中で大仁田は、観客が誰もない等々力のピッチレベルにいる。強い雨に打たれながら、まずは「ファイヤー!!」と叫ぶと、「台風がやってきまして試合が中止になりました。申し訳ありません!」と謝罪。さらに、「この試合を楽しみにしていた人たちに申し訳ないです。また川崎フロンターレをよろしくお願いいたします。僕らも寂しく帰ります」と続けた。

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