■8月13日/明治安田生命J1第25節 北海道コンサドーレ札幌 0―2 ヴィッセル神戸(札幌ドーム)
札幌ドームで行われたJ1リーグ戦で、神戸が2-0で札幌に完封勝利した。その立役者である汰木康也の豪快なゴールが話題だ。
公式戦5戦未勝利で4連敗中のチームを救ったのは、背番号16の左足だった。前半28分、札幌陣内で出した味方の縦パスが相手選手に引っかかってしまうが、そのボールが汰木の前にこぼれてくる。前には相手DF2人が寄せてきており、大迫勇也も右で並走する状態で選択したのはドリブル。力強く前進すると、ペナルティエリアに侵入すると同時に左足を振りぬいた。地を這うような軌道を描いた弾丸シュートは相手GKも防ぐことができず、ゴール右隅を射抜いた。
直近2試合で神戸は無得点での黒星を喫しており、どうしても欲しかったゴールだった。このゴールより前にもチャンスを迎えていながら決めきることができなかっただけに、ネットを揺らすと何度もガッツポーズで喜んだ。
この地を這う弾丸シュートは北海道で決めたということで、SNS上では「北海道でこのイーグルショットは実質松山光」「北の大地でイーグルショット」などと、人気漫画『キャプテン翼』を引き合いにして賞賛する声が上がった。