ユベントスは8月11日、フランクフルトのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチを獲得した。
■フランクフルトでは柱として躍動
コスティッチは2018年夏にハンブルガーSVからレンタル移籍の形でフランクフルトへ加入。翌年7月に完全移籍すると、合計4シーズンを過ごした。そのなかで171試合に出場し、33ゴール64アシストを記録している。
昨シーズンはヨーロッパリーグ(EL)で3得点6アシストをマークし、日本代表MF鎌田大地らとともに優勝に大きく貢献。不動の左WBとしてチームを支えた。
しかし迎えた今季、コスティッチは8月10日に行われたレアル・マドリードとのUEFAスーパーカップ(0-2で敗戦)のメンバー外になった。その際、同試合に向けたコメントにて、フランクフルトのオリバー・グラスナー監督は「彼は他のクラブに行く」と移籍を認めていた。
そしてこの度ユベントスに加入。『フットボール・イタリア』によると、移籍金は最大で1700万ユーロ(23億3000万円)になるという。
一方、フランクフルトはコスティッチの後釜としてユベントスからイタリア代表DFルカ・ペッレグリーニを狙っているようだ。イタリアメディア『スカイ』によると、レンタル移籍に向けて交渉は円滑に進んでいるとのことだ。