セレッソ大阪「今夜が山田」バナーがぴったりな夜だったゲーム【川崎フロンターレvsセレッソ大阪】原悦生PHOTOギャラリー「サッカー遠近」の画像
山田寛人 川崎フロンターレvsセレッソ大阪(20220810)原悦生(SONYα1使用)
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川崎フロンターレセレッソ大阪 8月10日】

「今夜が山田」

 セレッソ・ファンが手にしたそんなバナーが今夜くらいぴったりだった日はないだろう。

 ロスタイムの最後のプレーで山田寛人はどんぴちゃのヘッダーを決めた。

 川崎の2-0で迎えた90分、加藤陸次樹が頭で取ったゴールがC大阪を勢いづけた。

 アウェイ・ゴール・ルールという魔物はこの瞬間に首をもたげる。

 2-1で負けているにも関わらず、次に同点ゴールが生まれれば「勝てる」。

 準々決勝第1戦は川崎が1点のアウェイ・ゴールを奪って1-1だが、優位のはずだった。しかも、第2戦はマルシーニョの2発で、2試合合計3-1と楽勝ムードだった。

 結果論かもしれないが、試合の流れが変わった一因があるとしたなら、85分くらいのレフェリーのワイヤレス・マイクロフォンの不具合による中断だろう。

 西尾隆矢の折り返しに山田はジャンプした。

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