■ベストイレブン選出

 前半を0−0のスコアレスで折り返すが、46分のミヒャエル・グレゴリッチュのゴールを皮切りにフライブルクがゴールラッシュ。48分にヴィンチェンツォ・グリフォが遠目からのFKを決めると、61分にはマティアス・ギンターにフライブルク移籍後初ゴールが生まれた。

 そして迎えた78分、待望の瞬間が堂安に訪れる。堂安が浮き球のボールに対して前線で体を張りボールを味方につなげる。混戦からペナルティアークでボールを受けた堂安が左足を一閃。相手に体を寄せられながらも、バランスを崩さずにしっかりとボールを蹴り込んでゴールを決めた。堂安のテクニック、体幹の強さ、冷静な判断が光ったシーンだった。

 この堂安のゴールがダメ押しとなり、フライブルクが4−0の勝利を収めた。今季のブンデス開幕戦でスタメン出場を果たし、2試合連続のゴールを決めた堂安に対する評価はうなぎ登りだ。

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