■8月6日/明治安田生命J1第24節 鹿島アントラーズ 0-2 サンフレッチェ広島(カシマ)
サンフレッチェ広島が鹿島アントラーズを敵地で破った。後半、川村拓夢が先制ゴールを決めるとエゼキエウが追加点を奪って2-0で勝利したのだが、その2得点がどちらも話題になっている。
先制ゴールが決まったのは、試合終盤の84分だ。中盤でボールをつなぐと、センターサークルでボールを受けたエゼキエウがドリブル。鹿島の選手がそれを止めようと体を当てるも負けることなく前進する。
そして、右サイドを駆け上がった野上結貴にパスすると、背番号2はそれをダイレクトで中に送り込む。グラウンダーのクロスは中にいたFWドウグラス・ヴィエイラを通り越すが、そこに走り込んでいたのは川村拓夢。広島下部組織出身の22歳は、この試合のファーストタッチでゴールへパスするかのようなシュートを放ち、スコアを動かしたのだ。
一連の流れるような攻撃と川村の優しいシュートが話題で、SNS上では以下のような反応が見られた。
「これは完璧なデザイン。サンフレッチェよく仕込まれてるー」
「川村はもっと遠目から決めたのかと思いきやボックスに走り込んでいたのか。これをやらせ切る広島がすごい」
「囮になったドグも賢いし エゼの突破がほんとすごい」
「お手本で教科書に出そうなきれいなゴール」
シュートとそれまでの流れの両方が心をつかんだようだ。