【日本代表対韓国代表 7月29日】
「まさか優勝しちゃって」
豊田から名古屋に向かう電車の中で、ファンのそんな声を聞いた。
中国との戦いを見る限り「勝てないだろうな」という声が多かった。ましてやEAFFのE-1選手権は4チームしか出ていない大会なのに、日本が勝ったのは4大会ぶり、9年ぶりだ。
キャプテンの谷口彰悟はトロフィーを掲げることができた。
「それぞれがアピールしたい思いがあるけれど、チームとして勝つためにやらないこともある。そういうバランスも考えながらやっていた。今回、招集された選手はこの3試合ですごく変わった。ボクはまだまだチャレンジャー。ワールドカップを見据えながら成長しないといけない部分がある。短い期間だが成長したい」
先制ゴールを頭で決めた相馬勇紀は3試合で3ゴールだ。
「グランパスでは今シーズン1ゴールだけなのに」と場内インタビューに答えた。