日本代表MF久保建英のレアル・ソシエダ移籍がもうまもなく正式発表となりそうだ。久保の到着をクラブ公式が伝えている。さらに、早くもソシエダの日本語公式ツイッターも開設された。
■サン・セバスティアン到着
ソシエダは公式サイトを通して、久保がサン・セバスティアンのオンダリビア空港に現地時間20時30分に到着したことを報告。7月19日にメディカルチェックを受け、通過後に正式契約を結ぶ見通しであるという。
スペインメディア『アス』の報道によれば、久保はソシエダと2027年までの5年契約を結ぶ見込みだという。レアル・マドリードから完全移籍となるようだ。また、契約解除金も組み込まれるようで、6000万ユーロ(約84億円)になる見通しだという。
久保の獲得を巡ってはオサスナやマジョルカも興味を示していた。しかし、久保自身は欧州主要大会へ出場するクラブへの移籍を望んでいた。そこでソシエダが手を挙げたが、ネックとなるのは契約内容。レアル側はレンタル移籍を望んでいたが、ソシエダ側が完全移籍での獲得を目指していた。そのため交渉は難航。だが、久保の強い気持ちもあってレアルが折れる形で交渉がまとまりそうだ。焦点となるのは、買い戻しオプションが付帯しているかどうかだろう。