■7月20日/パリ・サンジェルマン ジャパンツアー2022 PSG 2―1 川崎フロンターレ(国立)
世界のトップ選手を擁するリーグ・アン王者のパリ・サンジェルマンが現在行っているジャパンツアーで、川崎フロンターレと国立競技場で対戦。大勢の観客の前で熱戦を繰り広げ、2-1でPSGが勝利した。
国立競技場が新しくなってからの最高記録である6万4922人が駆け付けた。チケットは即完売。スタジアム周辺には、ダフ屋が現れるほどの人気ぶりだった。というのも、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ、ブラジル代表のネイマール、フランス代表のキリアン・エムパベの最強3トップがこのツアーで帯同しており、その姿を一目見たい思った人が多くいたからだ。
しかし、PSGに興奮していたのは、ファン・サポーターだけではない。ピッチで戦う川崎フロンターレの選手たちもそれは同じだ。試合後、家長昭博はインスタにストーリーを投稿。「冷静に考えたら、奇跡のポジショニング」のテキストとともに、試合前の写真をアップした。
その写真は、キックオフ直前のピッチで両チームの選手が立ち位置をミックスにした状態で撮った記念写真。家長はメッシ、エムパベの2人と肩を組んでおり、笑顔を見せている。めったに笑顔を見せない背番号41の“奇跡の写真”といってよく、家長にとっても2人との並びはとてもうれしかったようだ。