7月19~26日にEAFF E-1選手権が開催される。香港、中国、韓国が出場するこの大会に臨む日本代表メンバーは、13日に発表される予定だ。FIFA国際マッチデーではない今大会は、海外組を呼ぶことができないなど難しさもある。11月のカタール・ワールドカップ、さらにその先へとつなげるために、いかにこの大会を戦うべきか。ベテランのサッカージャーナリスト、大住良之と後藤健生が語り合った。
■W杯行きをつかむ選手は出るか
――新たにカタール・ワールドカップに行けそうな選手はでてくるでしょうか。
後藤「難しいと思うよ」
大住「藤田譲瑠チマはどうだろう」
後藤「あのポジションは選手がいないわけじゃないから、新しい選手が入るのは難しいかな」
大住「守田英正はクラブを替わるでしょ。そういう不安要素はあるよね」
後藤「板倉滉も替わるよ」
大住「確かに6月に呼んだメンバーが、ほぼ最終候補だと思う。それ以外の選手は、入っても1、2人だと思うけど、可能性がわずかでもある選手はいるかな」
後藤「CFはそもそも誰も確実な選手がいないから、幅広く呼んでもいいかと思うよね。小川航基の移籍がどうなるか分からないけど、もし日本にいるなら細谷真大と一緒に呼んでもいい」