J1はシーズンを折り返し、さまざまな動きが活発になっていく。選手の移籍も、そのひとつだ。夏からの巻き返しへの新戦力獲得、あるいは海外への飛躍と、選手の出入りが加速している。
ガンバ大阪が、反撃態勢を整えようとしている。この夏、2人目の欧州からの日本人選手獲得だ。鈴木武蔵に続いて、食野亮太郎のマンチェスター・シティからの移籍が発表された。
青田買いと言うべき形でマンチェスター・シティに2019年に移籍した後、スコットランドとポルトガルへ武者修行に出されていた。3シーズンの挑戦を終え、G大阪への復帰を決断した。自分自身のリベンジの思いを、チームに重ねることになる。
名古屋グランパスは2人のMFを国内から完全移籍で獲得した。永木亮太と重廣卓也。ともに献身的な働きで、チームを支えてくれることだろう。中盤に厚みをもたらす補強となりそうだ。
ここでは、東日本と西日本に分割しつつ、5月以降にJ1クラブから正式発表された移籍動向をまとめた。画像でポジションと名前の間にある「完」は完全移籍、「期」は期限付き移籍、「復」は期限付き移籍からの復帰、「昇」は下部組織からの昇格を表す。「新」は高卒、あるいは大卒の新人選手。ポジション名の背景がピンクの選手は、今回新たに情報を更新した選手。