■「集団で長く声を出す」ことを問題視
浦和は現在、「『Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン』に基づいた試合運営業務を遂行することができなかった事実につきまして、心よりお詫び申し上げます」とG大阪戦のみについて謝罪している。
野々村チェアマンは「集団で長く声を出す」ことを問題視しており、「瞬間的、突発的に声を出すこと」は問題視していないという。「多くの人たちがスタジアムに情熱を取り戻したい」という努力をしている中で、それに反する行為はやはり許されないということだ。
「サッカー界、Jリーグ界が一緒になって前に進んでいこう」
野々村チェアマンが最後に述べたこの言葉の重さを、もう一度確認しなければいけない。