「侍ありがとう」「本物の男だった」日本代表キャプテン吉田麻也のサンプドリア退団で寄せられた大量の「現地の惜別の声」の画像
日本代表DF吉田麻也。カタールワールドカップを前にした新天地探しが注目される 撮影:中地拓也

 6月30日、セリエAサンプドリアが公式インスタグラムで、日本代表DF吉田麻也の退団を発表した。「さようなら、そしてありがとう、マヤ」と書かれた投稿には、吉田のサンプドリアでのプレー動画も添えられており、地元サポーターから惜別の声が多く投稿されている。

 日本代表のキャプテンがカタールワールドカップを前に、チームを離れることとなった。2020年夏にサンプドリアと2年契約を結んでいた吉田は、今年6月30日でその契約が切れることとなっていた。その去就については早くから注目されており、チームや吉田も退団の可能性について言及していた。

 SNSで正式な退団が発表されたことで、吉田の存在感が改めて大きいことが伝わってくる。
「常に愛とプロ意識を示してきた選手。Arigato Samurai(ありがとう、侍)」
「さようなら、ヨシ。あなたは私の心の中にずっといるでしょう」
「マヤは間違いなくサンプドリアの本物の男だった。頑張って「22」!! またサンプに来て!」
「私たちはあなたを愛しています、マヤ」
「寂しくなる」

 その退団を寂しがる声が多く上がるのと同時に見られたのが、「ケガをする前は最高の選手だった」というコメントだ。1月6日のリーグ戦で負傷した吉田は、その後チームを離脱。日本代表のおいても、カタールワールドカップアジア最終予選の中国戦とサウジアラビア戦を欠場していた。その負傷がなければ、と残念がるサポーター多かった。

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