セリエAのインテルが6月29日、チェルシーからベルギー代表FWロメル・ルカクをレンタル移籍で獲得したことを発表した。
■背番号は?
前回のインテル所属は、2019年8月にマンチェスター・ユナイテッドからインテルへ完全移籍したときのことだ。加入初年度からゴールを量産し、2019/20年シーズンには公式戦で34ゴールを記録。翌20/21シーズンも圧巻の成績を残し、公式戦44試合に出場30得点10アシストをチームにもたらした。このシーズンのMVPに輝くと同時に、インテルをセリエA優勝に導いたのだ。
ルカクは2021年8月にチェルシーへ復帰し、5年契約を締結。当時、チェルシー史上最高額での移籍と報じられたが、期待通りの活躍とは言えず、今季は公式戦44試合出場15得点2アシストに終わった。完全復活を期す中で、ルカクは1年でのインテル復帰を決めたのだ。
1年間のレンタル移籍だが、買取オプションなどは付帯していない。また、背番号は「90」になることが決定した。英メディア『スカイスポーツ』によれば、インテルがチェルシーに支払うレンタル料は690万ポンド(約12億円)+350万ポンド(約5億8000万円)になるという。