日本代表DF冨安健洋の所属するアーセナルが、マンチェスター・シティに所属するブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスの獲得に迫っている。英メディア『スカイスポーツ』や『デイリー・メール』などが報じている。
■ハーランド獲得で放出へ
ジェズスはジョゼップ・グアルディオラ(ペップ)監督のもとでセンターフォワードや両ウィングでプレーし、今季公式戦41試合に出場13得点12アシストを記録。しっかりと結果を残し、マンCへ残留する可能性もあった。しかし、マンCはドルトムントからアーリング・ブラウト・ハーランドを獲得。待望のストライカーが入団したことで、ジェズスは放出となるという。
アーセナルではアレクサンドル・ラカゼットが退団しリヨンへの移籍が決定。また、ポルトからUー21ポルトガル代表MFファビオ・ヴィエイラの加入がポルト側から発表され、正式発表を待つのみ。アタッキングMFを獲得したアーセナルの次なるターゲットはCFだ。
英メディア『デイリー・メール』によると、以前からジェズスへの関心が伝えられていたアーセナルはマンCに3500万ユーロ(約45億5000万円)のオファーを提示。しかし、マンC側は5000万ユーロ(約65億円)を要求しているため、このオファーを拒否したという。最初のオファーを拒否されたアーセナルだったが、この移籍金のギャップを埋める準備ができているようだ。
トッテナムもジェズスに関心を示しており、「場外」ノースロンドン・ダービーが勃発。しかし、アーセナルが一歩リードしており、ジェズスのアーセナル加入は近づいているようだ。
アタッキングMFヴィエイラの加入、そして待望のCFを獲得することになれば、攻撃力のアップも考えられる。左サイドバックのキーラン・ティアニーが帰ってくれば、冨安健洋を含む4バックは安泰。さらには、トーマス・パーテイやマルティン・ウーデゴー、エミール・スミス=ロウ、ブカヨ・サカなど豪華メンバーがスタメンに名を連ねることになるだろう。