■6月18日/明治安田生命J1第17節 川崎フロンターレ 5ー2 北海道コンサドーレ札幌(等々力)
川崎フロンターレのレジェンド・中村憲剛が衝撃の姿で等々力のピッチに復帰した!
札幌戦が行われた等々力競技場に、北海道テレビ放送の人気TV番組『水曜どうでしょう』軍団が襲来。「北海道コンサドーレ札幌コンサドーレオフィシャルサポーター」である鈴井貴之氏が駆けつけた。川崎のクラブ創立年と同番組の放送開始年が1996年という縁を記念して企画されたということで、試合に先立ってトークショーも行われた。
そしてこのイベントの目玉は、「PK始球式」だ。キッカーは鈴井氏で、GKはなんと中村憲剛FRO(フロンターレリレーションズオーガナイザー)。中村氏は、川崎のGKが着用する緑のユニフォームを着て、等々力のピッチに立ったのだ。なお、この企画は北海道コンサドーレ札幌にも了承を得たうえで実施したという、川崎の企画魂が垣間見えるものだった。
通常であれば川崎サポーターの前で始球式が行われるが、この日はビジター応援者による始球式ということで、札幌サポーターの前で行われた。鈴井氏にとっては有利な条件と言えたが、鈴井氏の蹴ったボールは枠をとらえきれず、中村氏は動くことがないままゴールを守ることができた。鈴井氏はJリーグの試合を前に、川崎としては弾みをつけた形となった。