サッカー日本代表・南野拓実の21-22年リバプールでの「最高の瞬間」!!クロップ監督も「タキなしで我々はここにいなかった」と絶賛…チームを救うレスター戦の「劇的同点ゴール」とは?【動画】の画像
南野拓実 写真:AP/アフロ

 2021ー2022年シーズン、ヨーロッパでは数多くの日本代表選手たちが躍動した。リバプールに所属する日本代表MF南野拓実の場合、レスター・シティ戦での劇的同点ゴールが、強烈なインパクトを残している。ユルゲン・クロップ監督が絶賛した衝撃のゴールとは。

■劇的同点弾

 リバプールは、2021年12月23日にEFLカップ準々決勝レスター・シティ戦に臨んだ。リーグ戦では出場機会が限られていた南野だったが、EFLカップ3試合目の出場。レスター戦までに3ゴールを記録していた。

 2点を先行されたリバプールだったが、アレックス・オックスレイド=チェンバレンのゴールで前半19分に1点差に追いつく。だが33分にジェームズ・マディソンが追加点でリバプールは再び2点差に広げられる。だが、この状況を救ったのが南野だった。

 68分、南野のダイレクトパスに反応したディオゴ・ジョッタが冷静に決めてリバプールが1点差とした。このままでは敗退となってしまうリバプール。試合は後半アディショナルタイム(AT)へ。ATは5分経過。ジェームズ・ミルナーの浮き球のパスを南野がペナルティエリア内で胸トラップ。南野はそのまま右足でボレーシュートを決めた。試合終了間際のまさに劇的ゴール。リバプールを敗戦危機から救った。

 このゲームは延長戦はなく、PK戦に突入。結局、リバプールがPK戦でレスターを破り準決勝に進出。南野が劇的ゴールで救ったリバプールは、その後決勝まで進出し今季のEFLカップ優勝を手にした。

  1. 1
  2. 2
  3. 3