レアル・マドリードがフランス代表の「逸材MF」を獲得!!大型ボランチの「プレースタイル」や「推定移籍金」、移籍決定で想定される白い巨人の「理想フォーメーション」とは?【図表】の画像
オーレリアン・チュアメニ 写真:AP/アフロ
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 レアル・マドリードが現地時間6月11日、モナコから22歳のフランス代表MFオーレリアン・チュアメニを獲得したことを発表した。クラブの公式サイトで発表されている。

■リュディガーに続き獲得

 レアルはパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表MFキリアン・ムバッペの獲得を狙っていたが、同選手は同クラブと契約を更新。今夏のレアル行きは消滅していた。だが、レアルは来季に向けて着々と補強を進めている。6月2日にチェルシーを退団した29歳のドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの獲得を発表した。

 エデル・ミリトンダビド・アラバが主力となっているCBだったが、両選手とも怪我もあり今季はフルで戦うことができなかった。そのためナチョが代役として入ることが度々あった。レアルとしては念願のCB獲得となっただろう。

 そして、今回、レアルは大型ボランチであるチュアメニを獲得。カメルーン系フランス人であるチュアメニは187cmという長身と並外れたフィジカルを持つボランチ。フランスで言えば、エンゴロ・カンテのようなボールハンターだ。今季は公式戦50試合に出場5得点3アシストを記録している。

 チュアメニとの契約は6年間。日本時間6月14日19時からメディカルチェックの後に入団発表を行う予定だ。スペイン『アス』などの海外メディアなどによると、チュアメニの推定移籍金は8000万ユーロ(104億円)+出来高2000万ユーロ(26億円)であるという。

 レアルとしては、来年で31歳となるブラジル代表MFカゼミーロの後継者と考えているだろう。契約を延長したルカ・モドリッチは今年で37歳、トニ・クロースも来年で33歳。そろそろ中盤の世代交代をしたいところ。フェデリコ・バルベルデやエドゥアルド・カマビンガなどの若手と共存できれば、世代交代も成功となるはず。来季のレアルも非常に楽しみだ。

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