ＵＥＦＡネーションズリーグ（ＵＮＬ）で、ベルギー代表が異次元の戦いを見せている。ＵＮＬリーグＡ・グループ４第２節、ベルギー代表対ポーランド代表が現地時間６月８日に行われ、ホームのベルギーが６−１の勝利を収めた。ワールドクラス級の全６ゴールとは。
■どれもワールドクラス
初戦のオランダ代表との第１節では１−４の敗戦を喫したベルギーは、ポーランドに先制点を奪われる。セバスティアン・シマンスキの浮き球のパスに反応したロベルト・レバンドフスキが絶妙なトラップから無理な体勢でゴールを決めた。
１点を失ったベルギーだったが、前半終了間際にティモシー・カスターニュの落としを受けたアクセル・ヴィツェルがダイレクトシュート。体制を崩しながらも、強烈なシュートがゴールに突き刺さった。
さらに５９分、エデン・アザールのパスをペナルティエリア左で受けたマンチェスター・シティＭＦケビン・デ・ブライネがゴール前で落ち着きを見せて冷静にゴール右に流し込んだ。
続いてのゴールは７３分、ミチ・バチュアイからのパスをエリア右で受けたブライトンＦＷレアンドロ・トロサールが絶妙な切り返しから左足のシュート。強烈なボールはゴールに決まった。そしてアシストを決めたトロサールが圧巻のゴールを決める。８０分、左ショートコーナーからトロサールがボールを受けると、やや遠目の位置から右足を振り向く。これがきれいな弧を描きボールはゴールに吸い込まれた。まさにワールドクラスの圧巻ゴールだった。
８３分にはレアンデル・デンドンケルがエリア外から強烈なミドルシュート。これがゴールに突き刺さった。後半アディショナルタイムにはトルガン・アザールのスルーパスに抜け出したフィテッセの２２歳ＦＷロイス・オペンダが技ありのゴールを決めて試合終了。ベルギーがワールドクラスのゴールを連発して、異次元の戦いを見せた。
