【日本代表】「特にすごかったのは長友佑都。目の色が違った」「後ろの4人の働きも出色。板倉滉があれだけCBができれば冨安健洋を右に回せる」【「最強ブラジル代表戦」後の激論】(2)の画像
さすがの力を見せた長友 撮影/中地拓也

 6月6日、日本代表ブラジル代表と対戦し、0-1で敗れた。世界ランキング1位であるだけではなく、最強メンバーをそろえたセレソン相手のPKによる1点差の敗北は、何を意味するのか。ベテランのサッカージャーナリスト、大住良之と後藤健生が徹底討論した。

■強豪相手の勝点3奪取の方程式

――今回のブラジル代表は本気モードでしたか。

大住「前半から点が入らなかったのが驚きなくらい本気だったよ。ペナルティーエリアに入って、あれだけのことができるのはすごいよね」

後藤「今回のブラジルは本気だったね」

――ワールドカップでのスペインとドイツ相手の戦い方は見えてきましたか。

後藤「そういうチームを相手に勝点3を取る可能性が一番高いのは、今回のような試合の進め方だよね。いきなり仕掛けるよりも、渋い試合をしながら最後に攻撃のギアを上げる、あるいは幸運に恵まれて、引き分けによる勝点1に加えて勝点2のボーナスを拾うというパターンだよね」

大住「今回も多分に幸運はあったと思うんだよね。開始1分のピンチはポストに救われたけど、あれが入っていたらすべて台無しになっていた」

後藤「この試合で、運を随分と使っちゃったとしたら心配だなあ(笑)。あるいはそれ以上の幸運が訪れて、ふとした拍子に1点が入ることもサッカーにはある」

大住「点を取られてからの最後の15分間の攻撃に迫力があったかというと、全然そうではないんだよね」

後藤「結構リスクを負って選手を投入して点を取りにいったけど、力が残っていなかったな」

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