■マッチアップ②:「右SB起用が予想されるDF」vs「最強ドリブラー」

 続いての注目マッチアップは、日本の右サイドで勃発するであろう長友佑都vsヴィニシウス・ジュニオールの対決だ。

 FC東京にて、今季は右SBとしての出場が続いている長友。先日のパラグアイ戦では山根視来が出場し、菅原由勢トレーニングで負傷したため、ブラジル戦は長友の右SB起用が予想される。

 35歳のDFは1試合当たりのタックル数、インターセプト数、地上デュエル勝利数、空中デュエル勝利数にてそれぞれ1.4回、0.7回、2.3回、1.4回と安定したデータを記録している。

 一方のヴィニシウスは今季覚醒し、レアル・マドリードのラ・リーガ優勝とチャンピオンズリーグ(CL)制覇に大きく貢献。

 1試合当たりのドリブル成功数は2.5回、キーパス数は2.4回、地上デュエル勝利数は3.1回と、ネイマールに匹敵する記録を叩き出した。

 サイドでの1対1で強さを見せる長友は、サイドからの切れ味鋭いドリブルを武器とするヴィニシウスとどう対峙するのだろうか。

PHOTO GALLERY ■【図表】「遠藤航vsネイマール」をデータで比較!日本対ブラジルで勃発する「3つの極上マッチアップ」とは?
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