■後半は立ち上がりから積極的に攻撃に出たマジョルカ
その後はマジョルカのプレスがかからなくなり、再びオサスナの時間帯となった。次々と決定機を作られてゴールを脅かされたマジョルカだったが、元マジョルカのセンターフォワード、アンテ・ブディミルのシュートはゴールには入らず。なんとか0-0で前半を終えることができた、という状態でハーフタイムに救われることになった。
同時刻開催のカディスも0-0でハーフタイムを迎え、残留争いはラスト45分に突入した。
後半、前半の轍は踏まないとばかりに立ち上がりから積極的に攻撃に出たマジョルカは、47分、パブロ・マフェオが右サイドから横へのドリブルで中央に人数をかけると、アンヘル・ロドリゲス、ベダト・ムリキとダイレクトパスが繋がり、最後はワンツーの形でエリア内に入ったロドリゲスが流し込んでゴール。喉から手が出るほど欲しかった先制点をついに得たマジョルカは、これで他会場の様子を見ながらリアクションをとれるようになった。
オサスナが反撃に出るものの、攻め込まれるとエリア内に9人も入って耐えるマジョルカ。アウェイの地に駆けつけたサポーターたちはイヤホンを装着して他会場の状況をチェックしながら見守っていたが、76分にカディスがゴールを奪ったことを知ることになった。