シュトゥットガルトに所属する日本代表MF遠藤航が2シーズン連続のブンデスリーガデュエル王に輝いた。自身も公式ツイッターでコメントしている。
■驚異的な記録
今季から主将に就任した遠藤はチームとして苦しいシーズンを送るも、ブンデス最終節のケルン戦でCKから伊藤洋輝がニアでフリックしたところをヘディングで押し込み決勝ゴール。ドルトムントと対戦したヘルタ・ベルリンが敗戦を喫したため、シュトゥットガルトが逆転で残留を決めた。
ブンデスの公式サイトによると、遠藤はデュエル(1対1での競り合い)勝利数が448回。これで遠藤は2シーズン連続のデュエル王に輝いた。今季は最終節の劇的ゴールでチームの残留に大きく貢献したが、守備面での貢献度も大きい。
遠藤は5月17日に自身の公式ツイッターを更新。「劇的ゴールで薄まってますが(自分で薄めるな)今年もデュエル王になりました。防衛です。笑」と自虐を交えつつも、「1シーズンだとたまたまと言われても不思議ではありませんが、2シーズン連続は意味があるかなと」とコメント。さらには「個人とチーム戦術、マインド、ポジション、出場時間など色々な要素が含まれてるのでこの結果は意外と深い」と解説している。
2シーズン連続のデュエル王に輝いた遠藤。6月の代表戦、さらにワールドカップ本大会でも同選手の活躍に期待したい。