ブンデスリーガで信じられない試合が行われた。決勝ゴールを決めたのはシュトゥットガルトMFの遠藤航。5月14日に行われた最終節のケルン戦にて、ブンデス1部残留を決める劇的弾を決めたのだ。
クラブの英雄となった日本代表MFには、現地で大きな称賛が寄せられている。
■92分に決めたドラマチックゴール
引き分ければ2部3位との昇降格プレーオフ行きとなる状況でケルン戦に挑んだシュトゥットガルト。ホームでのアドバンテージを活かして優位に試合を運びたいところだったが、先制しながらも59分に追いつかれてしまう。
ゲームはそのままアディショナルタイムに突入。このまま試合終了かと思われていたが、92分にドラマが待っていた。シュトゥットガルトが左CKを得ると、ニアサイドで遠藤のチームメート・伊藤洋輝がそらしてボールはファーサイドに。ここに詰めていたのが遠藤だった。
キャプテンの放ったヘディングシュートは勢いよくネットに突き刺さり、シュトゥットガルトが勝ち越しに成功。土壇場で2-1での勝利と残留をつかみとるという、ドラマよりもドラマチックなドラマが待っていた。