4月25日に行われた、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループH第4節、横浜F・マリノス対シドニーFC。この試合で横浜FMのFW西村拓真が決めたスーパーゴールが話題になっている。
■ペナルティエリア内での咄嗟のルーレット
西村のゴールが決まったのは、1-0でリードしていた12分。
敵陣右サイドでのスローインの流れから松原健がグラウンダーのクロスを送ると、ペナルティエリア中央に入った西村の足元にボールが届く。
球足の速いパスだったが、背番号30はこれを右足でトラップしつつ、咄嗟の判断で反転。これにはマークについていた相手選手も付いて行けず、シュートを許してしまう。
そして華麗に相手をかわした西村はゴール右下に突き刺し、リードを2点に広げた。
このDFを無力化するようなルーレットゴールには、「代表に呼ぼうぜ」や「ニシムラルーレット」など、SNSで多くの称賛の声が届けられている。
今シーズンの横浜FMにおいて、FWアンデルソン・ロペスと並んでチーム最多の5得点を決めている西村。今季ベガルタ仙台から加入した25歳が、グループステージ突破に導くか。