井上潮音が圧巻のダイレクトボレーでヴィッセル神戸の勝利に貢献した。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループJ第2節、ヴィッセル神戸対傑志が4月19日に行われた。神戸が2−1の勝利を収めている。
■初戦突破
上海海港のACL参加辞退により16日に予定されていた神戸との試合が中止。そのため、この傑志戦が神戸の初戦となった。前半15分、左からのクロスボールを相手GKがファンブル。このこぼれ球を郷家友太が押し込んで神戸が先制となった。
その後ゴールは決まらず、神戸1点リードのまま試合は終盤に突入。すると85分、左サイドを汰木康也がドリブルで抜け出すと、ペナルティエリア左から浮き球のパス。これに井上潮音がダイレクトボレー。ボールはゴールに突き刺さり、神戸がついに2点目を手にした。まさに圧巻のハーフボレー。汰木のキレキレドリブルと絶妙パスも見事だったが、難しい浮き球のパスにしっかりと合わせた井上も凄かった。
その後、後半アディショナルタイムに1点を失った神戸だったが、2−1で勝利。ACL初戦白星発進となった。