■4月17日/明治安田生命J2第10節 横浜FC ー ベガルタ仙台(ニッパツ)
ホームでベガルタ仙台に逆転勝ちし、J2で唯一となる開幕からの無敗を継続した横浜FC。8勝2分0敗で首位を独走することに成功している。J2上位決戦で白星をもたらしたのが、小川航基だ。
試合前のピッチでは、Jリーグ通算100試合を祝うセレモニーが行われ、家族が祝福に駆け付けていた。妻と子どもが花束を持ってピッチに現れると、小川の表情はたちまち崩れ、笑顔で記念撮影。そんな和やかな光景に、両チームのサポーターが拍手を送ったのだった。
この様子はDAZNでも放送された。最初はマスクをしていた小川の妻は、記念撮影の時だけマスクを外したのだが、SNSでは〈奥さんめちゃめちゃ美人で羨ましいな〜〉〈奥さんが美人すぎました〉〈奥さん美人すぎ!〉と話題になった。
そのセレモニーから90分後、小川は自らの活躍でSNSで話題になる。前半18分に仙台に先制されたのだが、52分、56分と立て続けにゴール。チームに逆転勝ちをもたらしたからだ。
「前半は守備がうまくハマらなかった。相手の中盤から横に出されて、バイタルで前を向かれる場面が多かった」と前半の反省を受け、チームは後半に向け布陣を変更。小川はポジションを上げてセンターFWの位置に移った。「自分が入ってどういう違いが見せられるかを意識して入った」と話すストライカーは、「やっぱり、一番前でやるのがチームの力になる」と自信をのぞかせた。その自信通りの2得点だった。