レアル・マドリードの下部組織であるフベニールA(U-19)が、4月13日にスペインのユース国王杯準決勝でベティスと対戦。この試合でMF中井卓大が直接FKを決めている。
■ユース国王杯決勝進出に貢献
この試合でベンチスタートとなった中井。4-0でマドリードが大幅にリードした75分に途中出場となった。
すると93分、ゴールからおよそ25mのペナルティエリア右手前地点で、マドリードがFKを獲得。キッカーを務めたのは中井だった。
助走をつけて右足を振り抜くと、ベティスの壁をギリギリ超えるようなボールはゴール前で急速に落ち、ゴール右下に吸い込まれた。相手GKも飛び込めないゴラッソで、5-0での勝利、そして決勝進出に貢献している。
この完璧な低弾道FKには、ファンから「代表に招集してほしい」など多くの称賛コメントが寄せられた。
先日はトップチームの練習にも参加して話題になった中井。トップチーム昇格、そして日本代表入りへ向けて順調に結果を残している。