4月15日に始まる、AFC(アジアサッカー連盟)チャンピオンズリーグ(ACL)の東地区グループステージ。編集部では、本戦に出場するJリーグ4クラブの展望を見据えていく。
今回は川崎フロンターレについて見ていこう。
■天野純を擁する蔚山現代と初戦で相まみえる
川崎フロンターレが参戦するグループIは、マレーシアで集中開催となった。
4月15日に行われる初戦の相手は韓国の強豪、蔚山現代。ACL2020のチャンピオンであり、前回大会ではラウンド16にて川崎を破っている。
現在Kリーグの首位に立っている同チームには、横浜F・マリノスからレンタル移籍中のMF天野純が在籍。直近のリーグ戦では2試合連続直接FKを決めており、好調をうかがわせる。第9節大邱FCでは、GKの逆を突いてゴール左に鋭いシュートをお見舞い。今季4得点目を決めている。
日本代表でもプレーしたMFを擁する蔚山現代との初戦に勝てるかどうかが、大会初優勝に向けてのカギとなりそうだ。
また、グループIには他に広州FC(中国)とジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)が同居。なお、広州FCは昨年と同じように、ACL登録メンバーがほぼ全員22歳以下となっている。