4月10日に行われた、J1リーグ第8節の名古屋グランパスvs北海道コンサドーレ札幌。この試合で札幌DF福森晃斗が記録したアシストが話題になっている。
■完璧なFKで先制点をアシスト
福森の高精度パスが飛び出したのは、0-0で迎えた49分。
敵陣左サイドで札幌がFKを得るとキッカーを務め、ゴール前に鋭く曲がって落ちるボールを供給。そこへ走り込んだ宮澤裕樹の頭に向けてドンピシャで届けられた、完璧なアシストだった。そして宮澤がこのボールに合わせてネットを揺らし、アウェイチームが先制点を奪うことに成功。
その後、63分に中島大嘉のゴールで突き放した札幌が2-0で勝利を収めている。
チームの今季リーグ戦初勝利に貢献した福森のアシストには、「永久保存版にしたい」や「福森にFK蹴らせたら、相手チームに希望はありません」など称賛の声が寄せられている。
7試合目にして今シーズン初アシストを記録した福森。FKの名手と呼ばれる選手が絶滅危惧種となっているなか、札幌が誇るセットプレーキッカーは今季もすばらしいキックを見せてくれそうだ。