11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)。我らが日本代表はグループステージでドイツ代表とスペイン代表という、世界屈指の強豪国と対戦することになった。
編集部では、この世界王者たちを撃破するための切り札となり得る若手選手を紹介。今回は柏レイソルの細谷真大について見ていこう。
■好調・柏レイソルを牽引する
4月5日に行われたJ1リーグ第7節セレッソ大阪戦に1-0で勝利し、その時点で首位に立った柏レイソル。この試合で電光石火のカウンターから決勝点を挙げたのが細谷真大だった。
今シーズンはリーグ7試合に出場しており、すでに3得点。早くも昨シーズンの得点数に並んだ。
そんな細谷の特長は、持ち前のフィジカルを活かしたポストプレーとボールキープ、そしてターンしてからの推進力だ。第5節名古屋グランパス戦の6分には、敵陣でボールを受けるとスペースを見つけて一気に加速。
そのまま日本代表DF中谷進之介を剥がし、ペナルティエリアに侵入して左足を振り抜く。強烈なシュートをゴール左上に突き刺した。
昨季は15位と残留争いに巻き込まれたチームを牽引し、その快進撃を最前線で支えている。