【明治安田Ｊ１リーグ 第７節 セレッソ大阪ｖｓ柏レイソル ２０２２年４月５日 １９：０３キックオフ】
等々力で川崎に勝利したセレッソと、ネルシーニョ監督が「今季のベストゲーム」と評する出来で磐田に勝利した柏。優勝争いに加わろうかという両チームの激突で、柏が勝ちきる強さを見せつけた。
川崎戦後、セレッソの小菊昭雄監督は「（川崎に対して）守る守備をしてしまうとやられてしまう。私たちが積み上げてきたサッカーで、勇敢にアグレッシブにボールを奪いにいく。そして、常にゴールを目指してボールを動かす」という戦い方だったと振り返っていた。
そのスタートとなるのは、「しっかりとセンターバックにプレスをかけ、そこから全員がスイッチを共有してボールを奪いにいく作業」だ。セレッソに戻ってきたマテイ・ヨニッチは「ハイプレスを高い位置からかけたこと。ラインも高く上げて維持するように、と監督から戦略的な指示もあった。そういう部分が、以前川崎に勝った試合との違い」と以前の在籍時との差を語っていた。
狙い通りに４－１という驚きのスコアで川崎に勝利してみせたセレッソは、上位同士の対戦となったこの試合でもその成功を継続しようと試みた。
しかし「川崎戦でうまくいって、今節は相手のサッカーも全く違う中で同じやり方をしてしまった」（山田寛人）という試合になってしまった。
