日本代表MF伊東純也が1ゴール1アシストの大活躍でチームの勝利に貢献した。ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第33節ヘンク対オイペンが現地時間4月3日に行われた。ホームのヘンクが5−0の勝利を収めている。
■伊東が3得点に絡む活躍
右ウィングでスタメン出場した伊東は、先制点のPKを獲得。10分、伊東が右サイドでボールを受けると、ペナルティエリア内に入ってきたポール・オヌアチュとワンツー。リターンを受けた伊東はドリブルでエリア内を仕掛けると、ジョナタン・エリスに倒されてPKを獲得。このPKをオヌアチュが決めてヘンクが先制に成功した。
続く47分にもオヌアチュがPKを決めて追加点。前半は2−0で折り返すと、伊東が後半開始早々に魅せる。ペナルティエリア左でこぼれ球を拾ったルカ・オイエンがクロスを供給。ファーサイドで伊東が合わせてゴールネットを揺らした。オイエンの完璧なクロスに伊東がしっかりとダイレクトで合わせた見事なゴールだった。伊東はこれで2試合連続ゴールとなった。
そして68分、伊東が右サイドでボールを受けて縦に仕掛けると、右足でクロスを供給。この絶妙なクロスにニアでブライアン・ヘイネンがダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。伊東の武器である正確無比なクロスが見られたシーン。ジュピラー・プロ・リーグの公式サイトによると、伊東はアシスト数を13に伸ばしアシストランキング単独2位に浮上。1位とは1差に迫っている。レギュラーシーズンは残り1試合。伊東はアシスト王を獲得することができるだろうか。
その後、79分にオヌアチュがダメ押しゴール。ヘンクが5−0の勝利を収めた。
ヘンクは現在8位。ヨーロッパリーグ(EL)出場権を争う5位〜8位のプレーオフ進出へ向けて最終節でセラン・ユナイテッドと激突する。