日本代表MF久保建英が途中出場したラ・リーガ第30節ヘタフェ対マジョルカの試合で、椿事が起こった。主審を務めたマテウ・ラオス氏が披露した驚異の「超速イエローカード」が話題になっている。
■喧嘩両成敗で4枚のイエローカードを提示
この椿事は、38分のファウルがきっかけ。
ロングボールによる競り合いが起こった際、ヘタフェのサンドロ・ラミレスがマジョルカのフランコ・ルッソに対して、弾き飛ばすように左腕を振り払った。
このラフプレーを発端に、両チームの選手が激しく言い争う事態に。合計15人が入り乱れての争議となった。
すると、主審のラオス氏は争いが落ち着くと同時に、一気に4枚のイエローカードを提示。右から左へと流れるように、およそ2秒間で両チームそれぞれ2選手に警告を下している。
この異例の事態には「同時に4人にイエローで他の初めて見たかも」などのコメントが寄せられた。
なお、この試合にて元日本代表監督ハビエル・アギーレ氏が初指揮となったマジョルカは、82分に失点を許して0-1で敗北。これでリーグ戦7連敗となってしまった。果たして久保建英は、クラブをこの苦しい状況から抜け出させられるか。