J1リーグ第6節 川崎フロンターレ―セレッソ大阪
4月2日(土)|15:00 等々力陸上競技場
関東南部では、桜が咲き誇っている。4月最初のJ1で、桜吹雪が王者を飲み込むかもしれない。
ディフェンディングチャンピオンの川崎フロンターレのホームに乗り込むセレッソ大阪は、現在8位。まだ1勝しか挙げていないが、注目したいのが得点力だ。
ここまで5試合を終えて、8得点。上位チームと比べても、見劣りしない数字である。リーグ戦で、無得点に終わったのは1度だけ。3試合で複数得点を奪っており、その中には昨季2位の横浜F・マリノスを慌てさせた開幕戦も含まれている。
おそらくメンバーは大きく変わるだろうが、ミッドウィークのルヴァンカップでは6ゴールと爆発。たとえ顔ぶれが変わろうとも、こういう勢いはチーム全体を押すものだ。
過去2年の対戦では、川崎が4勝しているが、その全4試合で両チームが得点を奪い合っている。中には、3-2、5-2という打ち合いもあり、その再現がなされても、何ら驚きではない。
■川崎フロンターレ
1位 勝ち点16 5勝1分1敗 12得点7失点 得失点差5
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
L○2-0 広島(A)
L○1-0 名古屋(H)
L△2-2 G大阪(A)
L○2-1 浦和(H)
L○2-0 鹿島(A)
【通算対戦成績】
H 16試合・ 8勝 2分 6敗
A 18試合・ 6勝 6分 6敗
計 34試合・14勝 8分12敗
【直近対戦成績】
2021年11月20日 J1第36節 ○4-1(A)
2021年 3月 3日 J1第11節 ○3-2(H)
2020年10月 3日 J1第20節 ○3-1(A)
2020年 8月19日 J1第11節 ○5-2(H)
2019年 9月 1日 J1第25節 ●1-2(A)
【今節のみどころ】
谷口彰悟が日本代表から戻ってくる。緊張と責任感いうストレスにさらされただろうが、それ以上にワールドカップ出場を決めた誇らしさの方がもたらすプラス効果の方が大きいだろう。時差の小さいオーストラリアからの移動と国内でのベトナム戦で、体への負担はそれほど大きくないはずだ。
他にも戻ってくる選手がいる。登里亨平は、すでにチーム練習に合流しているようで、出場の可能性もあるだろう。ただし、離脱中に佐々木旭との競争が生まれている。
チャナティップも出場停止が明ける。まだ、完全にフィットしているとは言い難い状況で、そろそろ目に見える結果を残したいところだ。