3月24日に行われたワールドカップ・アジア最終予選の日本代表対オーストラリア代表。DAZNにて放送されたこの試合では、元日本代表MF中村憲剛氏の他に、元日本代表監督の岡田武史氏と元日本代表DF内田篤人氏が解説を務めた。
鋭い論説で知られる岡田氏と内田氏は、三笘薫のゴールによって2-0で勝利し、W杯出場を決めたこの試合でも興味深い分析を繰り広げた。
■内田氏がベタ褒めした選手とは?
0-0のまま迎えた66分、守田英正が山根視来の斜め前に走ってボールを引き出す。このプレーに対して内田氏は、「助かるね、SBからすると守田君みたいな選手がいると。大好きだな」とコメント。
中村氏が「どういうところが(好き)?」と聞くと、内田氏は「逃げないで顔を出してくれるし、2、3m前に運んでからくれるから助かる」と守田の特長を解説した。
そして直後に西岡アナウンサーに「SBはボール持ったときに孤立したりプレッシャー受けたりするのが嫌ですもんね」と問いかけられ、「仲間の尻ぬぐいはSBですので」と、タッチライン際で選択肢が少ないなかプレーするSBへの持論を展開している。