■日本代表選手でも性格はさまざま
長距離移動も多い日本代表では、時差ぼけなどで低い点数を申告することも少なくはないという。だが、必ず毎回、前項目に満点を申告するスーパーポジティブな選手がいたそうだ。
「川口能活さんですね。実際にどうなのかと言われると微妙ですが（笑）、自分でできると思って申告しているんだから、満点でいいんじゃないでしょうか。結構高い点数をつける選手もいたとは思いますが、満点を毎回つける能活の印象が強すぎて、他の選手はどうしても記憶に残りませんよね」
一方で、正反対の反応を示す選手もいたそうだ。
「自分の調子など余裕で２０点くらいをつけちゃう（笑）。でも、当然ながら最低限のことはやれるし、大丈夫かと聞くと、“やれますよ”という返事をしてきます。能活さんのように強気じゃなくて、控えめなだけで、試合に入ると別人になります。練習などでピッチに入ると、普段の性格から変わる選手は結構いますよ。戦闘モードに入らないと、試合では戦えませんから」
