3月13日に行われたJ2リーグ第4節、ザスパクサツ群馬vs東京ヴェルディ。この試合で東京VのMF山本理仁が驚きのゴールを決めている。
■代表活動から帰還してすぐにゴール
山本は、3月7日~9日にかけて行われたU-21日本代表候補の合宿メンバーに選出。
その代表活動から帰還後最初の公式戦となった群馬戦に先発出場すると、値千金の決勝ゴールを決めて勝利に貢献した。
80分、右サイドのタッチライン際でボールを受けると、前方にスペースを見つけてドリブルを開始。後ろから追いかける相手を置き去りにし、ペナルティエリア右から侵入してゴール近くまで運ぶと、最後は思い切って左足を振り抜いた。
すると、ボールは相手DFとGKの股を連続して抜いて行きゴールイン。そのまま1-0で東京Vが勝利を収めた。山本は試合後のインタビューで「正直狙っていないです」とコメントしていたが、見事な得点で群馬に今季初の失点と黒星を献上している。
一方、東京Vはこれで開幕から2勝2分けと無敗を維持。パリ五輪世代としても注目される山本には、これからも主力としてチームを引っ張っていくことが期待される。