J1リーグ第4節 北海道コンサドーレ札幌ー横浜F・マリノス
3月12日(土)|14:00 札幌ドーム
好勝負の予感が漂う。互いの持ち味を、存分に出し合うことが期待されるからだ。
現在首位に立つ横浜F・マリノスは、アタッキングフットボールを追い求める。ハイテンポでプレーを続け、相手を圧倒する。
北海道コンサドーレ札幌は、オールコートでのマンツーマンが代名詞となりつつある。ただ受け止めるだけではなく、自由を許さずに封じ込め、押し込むための攻撃の第一歩だ。
攻撃と守備のかみ合わせだけではなく、このカードで特徴的なのは、互いが点を取り合うことだ。横浜FMは優勝した2019年、前半戦では0-3と完封負けを喫したが、後半戦では4-2と殴り合いを制した。以降、互いに無失点に終わったことはなく、今回もアグレッシブなぶつかり合いを見せてくれることだろう。
■北海道コンサドーレ札幌
11位 勝ち点3 0勝3分0敗 2得点2失点 得失点差0
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
L△0-0 福岡(A)
ル○3-2 柏(A)
L△1-1 広島(H)
ル△2-2 鳥栖(A)
L△1-1 清水(A)
【通算対戦成績】
H 14試合・3勝2分 9敗
A 14試合・3勝1分10敗
計 28試合・6勝3分19敗
【直近対戦成績】
2021年10月16日 J1第32節 ●1-2(A)
2021年 6月13日 ル杯プレーオフ第2節 ○3-1(H)
2021年 6月 6日 ル杯プレーオフ第1節 △1-1(H)
2021年 4月16日 J1第10節 ●1-3(H)
2020年 9月 2日 ル杯QF ●1-1 PK4-5(H)
【今節のみどころ】
開幕から3戦連続で引き分けている。勝利がないとも言えるが、ルヴァンカップを含めてまだ黒星もない。長いキャンプが明けて迎えるこの一戦を、リスタートとしたいところだ。
ガブリエル・シャビエルも負傷から戻ってきたが、ベンチスタートが無難なところか。メンバーは大きく変わってはいないものの、ポジションを変えるなどやり繰りし、チームの完成度が徐々に上がっていることは間違いない。
そのベースに乗せるG・シャビエルの極上のパス。良い状態で新戦力を上乗せし、チームをさらに前進させる一戦としたい。