Ｊ１リーグ第３節 サンフレッチェ広島ーヴィッセル神戸
３月６日（日）｜１６:００ エディオンスタジアム広島
サンフレッチェ広島に、待ち人来たる――。試合前日、クラブはミヒャエル・スキッベ監督の合流を発表した。この試合で、ついにベンチに入ることになった。
連絡は密に取っているであろうが、やはりリモートでの指揮には限界がある。生で動きを見て指示を出すことがベストに決まっている。
選手にとっても、大きな刺激になるだろう。新監督に見られているという感覚は、チームに心地良い緊張感をもたらすはずだ。
ヴィッセル神戸も、引き立て役になるわけにはいかない。何しろリーグ戦４試合を戦って、まだ勝利がない。アジア制覇も見据えるチームにとって、受け入れがたい状況だ。
互いに今季リーグ戦初勝利を懸けて――。激戦必至だ。
■サンフレッチェ広島
１１位 勝ち点２ ０勝２分０敗 １得点１失点 得失点差０
【出場停止】なし
【直近５試合結果】
ル○２－０ 名古屋（Ｈ）
Ｌ△１－１ 札幌（Ａ）
ル○３－０ 徳島（Ａ）
Ｌ△０－０ 鳥栖（Ｈ）
Ｌ○４－２ 徳島（Ａ）
【通算対戦成績】
Ｈ ２３試合・１４勝 ６分 ３敗
Ａ ２４試合・１０勝 ６分 ８敗
計 ４７試合・２４勝１２分１１敗
【直近対戦成績】
２０２１年 ９月 ５日 Ｊ１第２４節 △１－１（Ｈ）
２０２１年 ５月 １日 Ｊ１第１２節 ●０－３（Ａ）
２０２０年１０月１８日 Ｊ１第２３節 ○２－１（Ｈ）
２０２０年 ７月 ４日 Ｊ１第 ２節 ○３－０（Ａ）
２０１９年１０月 ５日 Ｊ１第２８節 ○６－２（Ｈ）
【今節のみどころ】
各ポジションで競争が生まれているが、特に目を引くエリアがある。１トップを誰が務めるか、である。
開幕戦では、鮎川峻が抜擢された。ルヴァンカップ名古屋グランパス戦ではドウグラス・ヴィエイラが出場したが、脳震とうの疑いで早々に交代。ジュニオール・サントスは、その名古屋戦で、終盤にゴールを挙げている。
第２節で先発した永井龍もいる。昨季は６シーズンぶりのリーグ戦無得点に終わり、誰よりも自分が自身に期待しているはずだ。
とにかく、欲しいのはストライカーの得点。決めるべき選手が決めると、チームは勢いに乗ってくる。
