■圧巻の2ゴール

 前半27分、カーティス・ジョーンズからのパスをペナルティエリア左で受けたコスタス・ツィミカスが中央へクロスを供給。ボールを受けたディヴォック・オリギがトラップし、右にいた南野へパス。南野はワントラップから豪快に右足を振り抜き、ボールはゴールに突き刺さった。ツィミカスの絶妙なクロス、オリギの優しいパス、そして南野のシュートセンスでゴールが生まれた。

 続く39分、ツィミカスの左CKを相手DFがクリア。しかし、ボールはペナルティエリア右にいた南野のもとへ。トラップはやや大きくなるも、迷いなく右足を振り抜く。これがゴールネットに突き刺さり、南野が2点目を奪った。その後リバプールは1点を失うも、2−1の勝利。リバプールが準々決勝進出となった。

 超豪快ゴールを2発も決めた南野。特に2点目はゴール天井に突き刺さるゴール。スーパーゴールと呼べる一撃は、南野の公式戦8ゴール目。リバプールで苦しんできた日本のエースが、復活の狼煙を上げた。

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