■待望の初ゴール

 開始7分、右サイドでシェラルド・ベッカーが中央にクロスを供給すると、ニコ・ギーセルマンがダイレクトボレー。このシュートは相手DFにブロックされるが、こぼれ球を原口がダイレクトボレー。このシュートは相手に当たるも、ゴールに吸い込まれた。原口にとって待ちに待った今季初ゴール。ブンデス1部ではヘルタ・ベルリン時代の2017年2月4日のインゴルシュタット戦以来、約5年ぶりのゴールとなった。

 サイドにボールが渡り、クロスが送られた瞬間はペナルティエリア右にいた原口だったが、そのまま中央に入り込みギーセルマンのシュートのこぼれ球が溢れてくる。相手DFも詰めており難しいボールだったが、見事なダイレクトボレーを決めた。原口の嗅覚、そしてテクニックが光ったゴールだった。

 その後56分、先制点の場面で見事なクロスを送ったベッカーのスーパーゴールが決まりウニオンが追加点。60分にドミニク・コールが2枚目のイエローカードで退場となり、ウニオンが一人多い状況に。すると75分にタイウォ・アウォニイが決め、試合を完全に決める。試合終了間際に1点を返されたウニオンだったが、3−1の勝利。4試合ぶりの勝利となり、現在ブンデス7位に位置している。なお、ウニオンMF遠藤渓太はベンチ外だった。

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