久保建英が躍動したマジョルカ対バレンシアの試合で、スタジアムを幸せでいっぱいにする出来事が起きた。
■久保が躍動
ラ・リーガ第26節、マジョルカ対バレンシアが現地時間2月26日に行われた。試合は惜しくもマジョルカが0−1の敗戦を喫したが、久保は海外メディアから絶賛されるほど躍動した。開始4分に先制されるも、久保を中心にマジョルカは攻め立てる。52分にはハウメ・コスタへ超絶スルーパスを供給。しかし惜しくもゴールとはならなかった。久保は積極的にボールに絡み、チャンスを生み出し続け、存在感抜群だった。
■まさかのサプライズ
そんなバレンシア戦で、ある幸せな出来事が起きた。マジョルカの公式YouTubeチャンネルが動画を投稿。そこには試合を見に来たカップルの姿が映し出されている。
スタジアム内のビジョンにこのカメラの映像が映し出されていたのだろう。DANCE CAM(ダンスカメラ)というコラージュの枠とともに男女2人の姿が。スポーツイベントでは試合前やハーフタイム中などに、こうして観客をカメラがピックアップし、ビジョンに映すというサービスをすることがある。
今回はダンスカムということで、この2人に踊ることを要求しているわけで、男性が気づいて彼女にビジョンを見るように促し、男性は踊り出はじめる。踊りながら彼が右ポケットに手を入れると、左手で彼女の手を掴み、ポケットから指輪を取り出して左膝をついた。
すると、ビジョンの表示が、DANCE CAMからPEDIDA CAMに切り替わる。PEDIDAとは、スペイン語で求婚の意味。彼が彼女に結婚のプロポーズをすると、彼女の答えは「イエス」。指輪を彼女の指にはめてキスをし、ビジョンの表示はKISS CAMへと切り替わった。
スタジアム内のサポーターは、このカップルへ盛大な拍手。スタジアムが幸せに包まれた瞬間だった。コメント欄には「こういうの良い」など話題になっている。