Ｊ１リーグ第２節 柏レイソルー横浜Ｆ・マリノス
２月２７日（日）｜１５:００ 三協フロンテア柏スタジアム
直近のリーグ戦で勝利をつかんだ同士の対戦となる。その柏レイソルと横浜Ｆ・マリノスの対戦で、見どころは後半、いや終盤にやって来るかもしれない。
柏がＪ１に復帰した２０２０年以降、リーグ戦での４度の対戦では両チーム合計１１ゴールが生まれている。興味深いのは、ゴールが決まった時間帯だ。前半のゴールは１つだけ。残る１０ゴールは後半、しかも残り１５分を切った７５分以降に生まれている。しかも半数を超える６ゴールが、８０分以降のものなのだ。
今シーズンに入っても、横浜ＦＭはここまで２試合の全６ゴールが後半に生まれている。柏の開幕戦の２得点も、後半に決めたものだった。
特に横浜ＦＭは、驚異のスタミナとスプリントを誇る前田大然の落ちることない攻守のアグレッシブさなど、「末脚」が強さの秘訣のひとつではあった。そこに、同じ傾向の柏がぶつかるとなれば...。最後の最後まで、気の抜けない試合になりそうだ。
■柏レイソル
３位 勝ち点３ １勝０分０敗 ２得点０失点 得失点差２
【出場停止】なし
【直近５試合結果】
ル△２－２ 京都（Ａ）
Ｌ○２－０ 湘南（Ａ）
Ｌ●２－３ 大分（Ｈ）
Ｌ●１－３ 札幌（Ａ）
Ｌ△０－０ 福岡（Ｈ）
【通算対戦成績】
Ｈ ３２試合・１３勝 ５分１４敗
Ａ ３２試合・１４勝 ８分１０敗
計 ６４試合・２７勝１３分２４敗
【直近対戦成績】
２０２１年 ７月 ３日 Ｊ１第２１節 ●１－２（Ｈ）
２０２１年 ５月２２日 Ｊ１第１５節 △１－１（Ａ）
２０２０年１０月 ７日 ル杯ＳＦ ○１－０（Ａ）
２０２０年 ９月２７日 Ｊ１第１９節 ●１－３（Ｈ）
２０２０年 ８月 ８日 Ｊ１第 ９節 △１－１（Ａ）
【今節のみどころ】
前線の核となるべくやって来たドウグラスは、プレシーズンからやってくれそうな様子を見せていた。それだけに、初戦で負ったケガの具合が気がかりだ。
問題なく出場する可能性もあるが、大事を取って休ませるかもしれない。そうなれば、期待が懸かるのは小屋松知哉だ。数的優位の試合終盤とはいえ、開幕戦でゴールをゲット。新天地での挨拶代わりの得点で、自身も落ち着いたことだろう。
また、ルヴァンカップでプロデビューを飾った真家英嵩らもいる。新たな力の台頭に期待だ。
